Remark(2)プラグイン の作り方

Creating a plugin with unified 2020/08/27 藤田昭人 Remark の話を続けます。 ビルディング・ブロックを積み上げて所望の機能を得る Remark では、 やはりプラグインを作らなければ、 その有り難みを本格的に感じることはできないのだろうなぁ…と思います…

Remark(1)何ができる?

about remark/unified framework 2020/08/26 藤田昭人 またまたご無沙汰してしまってますが… 本稿からしばらく、いつもとは趣向を変えて remarkについて集中的に紹介してみたいと思います。 実は本稿はこのブログにポストした30番目の記事になります*1。 …

アラン・チューリングの戦時の最大の成果は何だったのか?

What was Alan Turing's greatest wartime achievement? 2020/08/05 藤田昭人 このところアラン・チューリングに関する話題に執着してますけども… チューリングのネタもまたまた底無し沼でして、 「本稿で一旦区切りを付けよう」と考えて執筆に取り掛かった…

アラン・チューリングは「人工知能を予言した男」だったのか?

Is Alan Turing "the man who predicted artificial intelligence"? (最終)2020/07/03 (追記)2020/06/26 (追記)2020/06/24 2020/07/03 藤田昭人 遅くなってしまいましたが… (再放送の)再放送が終わったのでブログを書きます。 www.nhk.jp 「科学史の…

ローブナー・コンテストの歴史

1990年代のAIのパラダイム・シフトと 100年前の脚気の原因論争と対比して 2020/06/18 藤田昭人 【注意】本稿は僕の思考プロセスをそのまま文に落としてしまいました。長いです。 【注意】長文を読みたくない方は結論だけご覧ください。 在宅勤務を始めて2…

AI(人工知能)の愚かさ

Artificial Stupidity 2020/05/14 藤田昭人 緊急事態宣言は延長されましたが、コロナ感染のピークは過ぎたような… みなさんいかがお過ごしでしょうか? 前回の最後で『人工知能(AI)』という用語について 「21世紀の今日、どうやらこの用語は前世紀の遺物…

「人工知能」か?それとも「知能機械」か?

The bad luck of Alan Turing. 2020/04/29 藤田昭人 巷では「STAY HOME」と叫ばれてますが、 みなさんいかがお過ごしでしょうか? 僕の場合、幸か不幸かELIZA本の執筆時間を融通しやすくなってる訳ですが…問題は他のところで発生してます。ひと言で言えば「…

劇場版「ワンダーウォール」を観た

Wornderwall the Movie 2020/04/11 藤田昭人 とうとう緊急事態宣言が出されてしまいましたが、 みなさんいかがお過ごしでしょうか? さっき劇場版「ワンダーウォール」を観てきました。 昨日 4/10 に出町座で封切られたばかりなんだけど、 時節柄、京都でも…

書籍『チューリングテストの解析』

"Parsing the Turing Test" 2020/03/10 藤田昭人 大変ご無沙汰しております。 ただいまELIZA本の執筆に勤しんでおります。 今回は十分に準備期間を設けたので、 実は「案外スルスルと書けるんじゃないかな?」と思っていたのですが…さにあらず。 溜め込んで…

記事:音声業界のプロ46名からの音声AI 2020予測

某所で教えてもらった voicebot.ai の記事 "Voice AI 2020 Predictions from 46 Voice Industry Pros" の全文を「みらい翻訳」で翻訳してみました。 実は、この記事、最初は原文を読んだんですが、案外見直すことが多くて、その都度同じ単語を何度も辞書引き…

ブライアン・カーニハンとELIZA

Brian Kernighan and ELIZA 2020/02/12 藤田昭人 レギュラースタイルのブログは久しぶりですが… 年明けより ELIZA 本の執筆を本格化しています。 そこで悩ましいことが1つ。書籍執筆と並行してブログが書けるのか?という問題です。 もちろん「ブログは書籍…

報告:ミニ勉強会

報告が遅くなってしまいましたが… 下記で告知した勉強会を開催しました。 告知(4)ミニ勉強会 - "Truth of the Legend" Notes 今回は京都ノートルダム女子大学が定例で行っている教員向けの研修会の時間をお借りしたこともあって、 勉強会の告知は幹事の吉…

告知(4)ミニ勉強会

遅くなりましたが 「告知(3)」 で説明したミニ勉強会の件です。 京都ノートルダム女子大学の吉田智子先生のご尽力により1/30に下記の予定で、 僕が現在進めている傾聴対話システムの概要を話す機会をいただきました。 connpass.com この「FD勉強会」は…

告知(3)

令和最初の年の瀬をみなさんいかがお過ごしでしょうか? 緊急にお伝えしたい事ができたので、急遽告知を書くことにしました。良いニュースと悪いニュースがあります。 まずは良いニュースから… 編集部と相談して本ブログで公開している草稿をベースにした書…

ELIZA NG(3)Rakuten MAでmecab-ipadic-neologdを学習する

How to use Rakuten MA, which may be a little difficult for monkeys 2019/12/26 藤田昭人 クリスマスに間に合わなかった… 前回 は Rakuten MA の基本的な使い方について紹介しました。 非常にコンパクトな形態素解析器として Rakuten MA は便利なライブラ…

ELIZA NG(2)やさしい Rakuten MA

Rakuten MA understand even monkeys 2019/12/19 藤田昭人 年の瀬は何かと仕事が降り注いできて… 本稿ではピュア JavaScript でコンパクトな形態素解析システムである Rakuten MA のレクチャーをします。 対話システムに限らず日本語の自然言語処理では、ほ…

ELIZA NG(1)今時の傾聴対話を考える

Thinking about listening dialogue with current technology and social conditions. 2019/11/19 藤田昭人 タイトルの NG は "New Generation" です。"Not Good" ではありません(笑) 前回 の ELIZA 第2論文は楽しんでいただけたでしょうか? この論文の…

ELIZA(6)第2の論文:機械が「理解」するということ

論文 "Contextual Understanding by Computers" を読む 2019/11/11 藤田昭人 ようやく話が Joseph Weizenbaum に戻ってきました。 本稿では Joseph Weizenbaum の ELIZA を扱った2本目の論文 "Contextual Understanding by Computers" を取り上げます。 原…

論文:コンピュータによるコンテキストの理解

1967年に発表された Joseph Weizenbaum の ELIZA に関する2本目の論文 "Contextual Understanding by Computers" の全文および僕が機械翻訳を使って訳した(へっぽこ)翻訳です。 オリジナルは https://cse.buffalo.edu/~rapaport/572/S02/weizenbaum.eliza…

備忘録:ブログで扱ったSFとAIのトピックの年表

今まで扱ったトピックを年表にしてみました 2019/11/3 藤田昭人 前回 の告知で「序章はそろそろ一旦区切りにして本編に戻る」と宣言したのですが、 これまで半年近く書きつられてきた事がどういう脈絡なのか 書いてる本人にもわからなくなってきてしまったの…

告知(2)勉強会

前回の告知 から間が空いてしまいましたが… ブログに草稿をアップするようになって9ヶ月になりましたので、 ここで現状について諸々書き残しておくことにます。 まずは、昨日ようやく「序章 後編その5」をアップしました。 さっき調べてみたら「序章 前編…

AI(人工知能)を予感させる架空の技術:ポジトロニック・ブレイン

〜遅ればせながら、序章めいたものを(後編その5)〜 2019/10/22 藤田昭人 古典的なSF小説にAIの片鱗を見つける試みを始めて3ヶ月が経っちゃいましたが… AI("Artificial Intelligence", 人工知能)という用語は1956年の ダートマス会議 ("Dartmout…

サイエンス・フィクションのゴールデン・エイジ

〜遅ればせながら、序章めいたものを(後編その4)〜 2019/08/18 藤田昭人 SFをテーマにした「序章 後編その4」の本稿では、 SFのゴールデン・エイジについて紹介したいと思います。 後編その1 では「第2次世界大戦が終わった1940年代後半のアメリカ…

アンドロイドの起源

〜遅ればせながら、序章めいたものを(後編その3)〜 2019/08/03 藤田昭人 SFをテーマにした「序章 後編その3」の本稿では、ヴェルヌやウェルズの時代、 つまり19世紀のSFシーンに本ブログの主題である人工知能が登場していたのか?を追いかけたいと…

サイエンス・フィクションの起源

〜遅ればせながら、序章めいたものを(後編その2)〜 2019/08/02 藤田昭人 SFをテーマにした「序章 後編その2」の本稿では、さらに時代を遡ってみます。 というのも月への旅行を扱ったSFと言えば、 ジュール・ヴェルヌの『月世界旅行』も語るべきです…

宇宙を舞台にしたサイエンス・フィクション

〜遅ればせながら、序章めいたものを(後編その1)〜 2019/08/01 藤田昭人 気がついたら2ヶ月ぶりのブログ更新になってしまいました。 お察しのとおり序章で悶絶してます。 そもそも1960年代の 対話システムELIZAの登場 までの前振りのつもりだったのです…

「スプートニク・ショック」〜遅ればせながら、序章めいたものを…(中編)

2019/05/30 藤田昭人 「遅ればせながら、序文めいたものを…」 の続きを書こうと資料を読み返してみたのですが、これまた1回分で終わりそうに無い。 なので「スプートニク・ショック」と「アポロ計画」に分けます。 それから分量が増えすぎたので序文ではな…

ELIZA/DOCTORに(無理やり)日本語を喋らせる

2019/05/15 藤田昭人 以前書いた記事 の締めで「ELIZAと日本語で対話したいと思いつつ、本ページを終了します。」などと書いたまま音沙汰なしだったのですが、 実は裏で作業をしてました。それなりに区切りが着いたので(開発途上ですが)紹介します。 2019/…

遅ればせながら、序文めいたものを…前編

2019/04/30 藤田昭人 ちょこっとだけ書こうとしたら結構長くなったので、 1回分としてまとめることにしました。 GWスペシャルって事で… 僕が「ELIZA本」と呼んでいるこのシリーズの読み物パートは、いきなり「ダートマス会議」だとか「Project MAC」だと…

今時の JavaScript で動きそうなELIZA実装は?

2019/04/16 藤田昭人 このページは 今時の開発環境で動きそうなELIZA実装は? の続編のようなものです。今回は JavaScript 限定で実装を紹介します。 僕が勝手に信じ込んでるだけなのかもしれないのですが、スマートスピーカー用アプリ(スキルと言うらしい…