Wikipedia ー American Prometheus

以下は、Wikipedia の Wikipedia ー American Prometheus を翻訳しています。 この記事は映画 『オッペンハイマー』 の原作と知られている書籍『アメリカン・プロメテウス』の概要を紹介していますが、 同映画の時系列に沿った「あらすじ」としても便利です…

Wikipedia ー Oppenheimer security clearance hearing

以下は、Wikipedia の Oppenheimer security clearance hearing を翻訳しています。 この記事は映画 『オッペンハイマー』 のメインエピソードである 「オッペンハイマー適格性審査聴聞会」 に関する史実を解説しています。 多数の人物が登場する3時間の長…

Wikipedia ー Removal of Sam Altman from OpenAI

Wikipedia の Removal of Sam Altman from OpenAI を翻訳してみました。 サム・アルトマンのOpenAI退任 2023年11月17日、 OpenAIの取締役会は、 共同創業者で最高経営責任者(CEO)のサム・アルトマンに対する信頼を失ったとして、 これを退任させると発表しま…

Decoding Intentions -- Artificial Intelligence and Costly Signals

OpenAI の CEO サム・アルトマンを解任した 旧取締役会のメンバーの一人だった ヘレン・トナー が執筆した 論文 の要約と表を翻訳しました。 この論文は GIGAZINE の記事 「OpenAIのサム・アルトマンCEO解任騒動は会社に批判的な論文を書いた取締役会メンバ…

The Dartmouth Workshop ー as planned and as it happened

下記はジョン・マッカーシーのホームページで公開されている記事です。 AI -- PAST AND FUTURE とのタイトルが見えるので、「人工知能」誕生50周年を記念して 2006年7月に開催されたカンファレンス AI@50 でのマッカーシーの講演に関連していると思われます…

Who's Who: The Wizards and their Machines

以下は書籍『 Hackers: Heroes of the Computer Revolution 』に収録されている "Who's Who: The Wizards and their Machines" のみを転載したものです。 同書は1984年に出版されましたが、 その時点での紳士録ですので今では完全に忘れ去られている人物…

AIM-291-McCarthy: AN UNREASONABLE BOOK

以下は DARPA が 1970 年代に記録したドキュメント Three Reviews of J. Weizenbaum's COMPUTER POWER AND HUMAN REASON に収録されている3番目の書評です。 このドキュメントは An Unreasonable Book (13-Jun-2000) でも公開されています。 以下のレビュー…

AIM-291-Weizenbaum: A RESPONSE TO JOHN McCARTHY

以下は DARPA が 1970 年代に記録したドキュメント Three Reviews of J. Weizenbaum's COMPUTER POWER AND HUMAN REASON に収録されている4番目のメモランダムです。 このドキュメントには Joseph Weizenbaum の著書 Computer Power and Human Reason に対…

音声チャットボットを活用した学習支援アプリの開発

Development of learning support application using voice chatbot 2023/08/18 藤田昭人 2023/08/19: 早速、追記しました。 はじめに 本研究は(2021年度実施)昨年度発表した下記の研究の継続 音声チャットボットを活用した「AIを体験」する実習授業 音…

つくよみちゃん チャットボット チャレンジ

TukuYomiChan Chatbot Challenge 【情報】初期不良に対処しました。詳細はこちらをご覧ください。 2023/06/01 藤田昭人 僕をよく知る誰かから「ジジィ、とうとうボケたか!」と突っ込まれそうですが… いたって正常です 実は僕史上初めてのゲーム・アプリなん…

ChatGPTとELIZAを語り合う

Discuss ELIZA with ChatGPT 2023/05/22 藤田昭人 またまたご無沙汰してしまいましたが… 先々月あたりから、 テレビでもネットでも見ない日は 無いようなChatGPTの大ブーム。 僕も毎日お世話になってます。 実際、便利ですよねぇ…ChatGPT。 このところもっぱ…

AIM-291-Buchanan

---------+---------+---------+---------+---------+---------+---------+---------+ Review of Joseph Weizenbaum’s Computer Power and Human Reason by Bruce G. BuchananAdjunct Professor of Computer ScienceStanford University The following revie…

AIM-291-Lederberg

---------+---------+---------+---------+---------+---------+---------+---------+ Review of Joseph Weizenbaum's Computer Power and Human Reason by Joshua Lederberg Professor of GeneticsStanford University The following review of J.Weizenbau…

論文:ELIZA ー 人間と機械の自然言語コミュニケーション研究のためのコンピュータプログラム

ELIZA -- A Computer Program For the Study of Natural Language Communication Between Man And Machine Joseph Weizenbaum Massachusetts Institute of Technology Department of Electrical Engineering Cambridge, Mass.. Communications of the ACM Vo…

僕のホラは、次の3月18日にリアルになるか?

Will my big talk be real next March 18 ? 2022/12/25 藤田昭人 5日間連続投稿の最中に kun432 氏に「こっちにも投稿しませんか?」と 誘われて… qiita.com 実は昨日は一日 Qiita の markdown と格闘してました。 が、やっぱりエディタは慣れてないとねぇ……

つくよみちゃん Recitation(未完)

Tsukuyomi-chan Recitation (unfinished) 2022/12/23 藤田昭人 5日間連続投稿の5日目、最終回です。 スマホ全盛で、 帯域を湯水の如く使える今日では 全く需要がないであろう、 CLIベースの音声プログラムの解説記事に お付き合いいただき 大変ありがと…

SHAREVOX core の API を探る(4)jasson

Explore the SHAREVOX core API (4) jasson 2022/12/22 藤田昭人 5日間連続投稿の4日目です。(あと2日) この記事を今日初めてみた人のために… この記事は5回シリーズで、 12/15 に京都ノートルダム女子大学で 僕が行った講義のために用意した ちょっと…

SHAREVOX core の API を探る(3)OpenAL

Explore the SHAREVOX core API (3) OpenAL 2022/12/21 藤田昭人 昨日の「マクラでモタつくとその日のうちに書き上げるのは難しい」を教訓に… 毎年、僕を講義に呼んでくれる吉田さんが 先日の僕が担当した講義の様子をブログ( https://ndsi.kyo2.jp/d2022-1…

SHAREVOX core の API を探る(2)ReadLine

Explore the SHAREVOX core API (2) ReadLine 2022/12/20 藤田昭人 5日間連続投稿の2回目、 今回はテクニカル(?)なトピックから始めます。 実はこの春先まで僕は、 音声合成を含む機械学習のアルゴリズムの実行には GPU を使った実行環境が必須だと思い…

SHAREVOX core の API を探る(1)CMake

Explore the SHAREVOX core API (1) CMake 2022/12/19 藤田昭人 ここ数年は、 この時期になると ゲスト・スピーカーの準備に 追われるのが常で、 特に去年は例の音声チャットボットの プロトタイプ作成に追い立てられる 日々を過ごしてました。 今年は夏の3…

SHAREVOX core をビルドしてみる

Try to build SHAREVOX core 2022/10/30 藤田昭人 前回 は YouTube の話から始めましたが… 今回はテレビの話。 完全に昭和世代の僕は 今もってテレビ依存の生活をしています。 最近、朝のニュースを付けてると 「1ドル=150円」だとか、 「マクドナルド…

SHAREVOX core を動かしてみる

Try to run SHAREVOX core 2022/10/19 藤田昭人 前回 「楽しげなことを、コツコツと…」と語りましたが… 苦しくなると 「72時間連続コーディング」 とか無意味なパワープレーを 繰り出していたのも今は昔、 最近では MacBook に1時間程度向かうたびに 休憩…

音声チャットボットの取り組み、あれこれ

Voice chatbot initiatives this and that 2022/10/08 藤田昭人 実に1年ぶり(?)のブログ記事の公開であります*1。 本当はもっと早く復帰したかったのですが… 実は椎間板ヘルニアのおかげで、 ほぼ3ヵ月間完全に活動停止に追い込まれてました。 執刀医の…

カシオ FX-502P のシミュレーション(1)

Casio FX-502P simulation (1) 2021/10/07 藤田昭人 たいへんご無沙汰してました。 実は8月から生活パターンが激変しまして、 体力的辛さから毎日を過ごすのに 一杯いっぱいの日々を送ってました。 必然的にブログは放ったらかしに… 2ヵ月経てようやく慣れ…

ローブナー賞コンテストの実際

Turing Test Contest in Practice 2021/07/20 藤田昭人 前回 の記事は 前々回 よりもさらに多くの方々に読んでいただけたようで…ありがとうございます。 本稿ではチューリングテスト・コンテストの 実例として、 前回も少しふれたローブナー賞について もう…

チューリングテストのアナロジー

Turing Test Analogy 2021/07/12 藤田昭人 前回 は久方ぶりに読み物的記事を書いたのですが、 予想外に多くの方々に読んでいただけたようで…ありがとうございます。図らずも 「チューリングテストは案外認知度が高い」 と再確認できた次第。ですが、僕的には…

チューリングテストについて改めて思うこと

A new thought about the Turing Test 2021/07/01 藤田昭人 唐突ですが… 久しぶりに読み物を書きたくなって 本稿を書いてます。 テーマは「チューリングテスト」です。 エッセイなどというオシャレな文章ではありませんが、 ちょっとした暇つぶしにはなるか…

Turing Bot(2)Wikipediaページからの埋め込み抽出

Embedded extraction from Wikipedia pages 2021/06/23 藤田昭人 前回は wikipedia-tokens.txt と wikipedia-papers.txt の 生成を試みましたが、本稿では残る wikipedia-embeddings.txt の生成を試みます。 もうひとつの難物、Word2Vec学習済みデータ wiki-…

Turing Bot(1)Wikipediaページからのトークン抽出

Turing Bot (1) Extracting tokens from Wikipedia pages 2021/06/17 藤田昭人 本稿から数回は Turing Bot のための道具立てを紹介します。 これまで紹介してきた fastWMD は Python と C++ で実装されてますが、 このコードを参考に JavaScript に書き直し…

WMDを利用した応答文生成の実験

Aiming for a Turing Bot 2021/06/07 藤田昭人 前回 まででWMDの実装について ひと通り把握できた訳ですが、 本稿からは数回にわけて WMDを利用した対話システムの応答文生成について考えていきます*1。 WMDによる応答文生成の基本的なアイデア そもそも…